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ドリー・ファンクJr. [wrestling]

いきなり唐突ではあるけれどもドリー・ファンクJr.について書いてみる。

自分がドリーの試合をテレビで見始めた当時は既に、いぶし銀というか、そういう位置付けの選手だった。とは言え、実力的にはまだまだ第一線で戦っていたし、技のひとつひとつも説得力があった。

で技と言えば、スピニング・トゥ・ホールド(入場テーマ曲の曲名にもなってる)なわけだけども、このスピニング・トゥ・ホールド、足四の字固めに入るときの相手の右足を持って自分の左足を軸に回転して足を絡める動作をエンドレスに続けるという技である。なので、一見するとどこが効いてるのか分からなかったりする。実際は、トゥ・ホールドとついているように足のつま先を固めてるわけで、相手の足をひねって極めてるのである(だからつま先を押さえないでただ回転しているだけでは痛くも何とも無い)。ひねる向きはヒール・ホールドと逆向き(その分、相手には優しい)。で、回転することにより、ひねりをより深くしていくことにより相手からギヴアップを奪うという技なのである。

もうひとつ技をあげるとすれば、エルボー・スマッシュだろう。独特のリズムで下からしゃくりあげるように相手のアゴに自分の肘をぶつけるという、今でこそエルボーといえば三沢光晴だけども当時はエルボーといえば、ドリーだった。

また、ドリーといえば、流血が派手で流血したときは顔面が血で染まるという表現まんまの状況になっていた。昔のプロレスは流血もひとつの見せ場だったわけだけども、それでもあそこまで血まみれになるレスラーはあんまり居なかったと思う。

印象深い試合ってのは何かなぁと思ったけども、何故か出てこない。どちらかというと、テリーにしろジャイアント馬場にしても、タッグでのパートナーという見方をしていたのが大いに影響しているんだとは思うけど。


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