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プロレスリングNOAH@東京ドーム [wrestling]

2005/07/18、東京ドームで行われたプロレスリングNOAHの興行を観に行った。
仕事した帰りに行った関係で第1試合観れず。
たまには試合順に触れていってみようかと思う。

第2試合:森嶋猛、モハメド・ヨネvs潮﨑豪、本田多聞

潮崎が何処まで出来るかを観る試合。ヨネにキン肉バスターを出させたということで合格点を挙げてよいと思う。

第3試合:永源遥、泉田純、佐野巧真、田上明vs川畑輝鎮、井上雅央、越中詩郎、
斎藤彰俊

田上が越中を意識して最初から登場。川畑に対してヒップアタックをしかける。もちろん越中も黙っているわけにはいかないわけで、タッチしてヒップアタックを連発。
他のメンバもそこそこの見せ場を作りつつ、最後は川畑の泉田への後頭部へのアックスボンバーから井上が丸め込んでフィニッシュ。正しく前座な試合。まぁ、そこに田上、越中、佐野、斎藤あたりが居ていいのかというのはあるけど。

第4試合:ムシキング・テリーvsブラックマスク

どう見てもムシキング・テリーは鈴木鼓太郎でブラックマスクも体格等から判断してリッキー・マルビン。よって試合内容はいつものNOAHジュニアクオリティ。ただしなるべくいつものお約束技はなるべく出さないように戦ってた(けど、ムシキングがフィニッシュ前にファンネルだしちゃったけど)。ムシキングの人気にあやかってるだけ(実際、子供の声援が結構あった)だけどライガーも最初見たときは『ライガー?!山田何やってんの?!』ぐらいのもんだけど未だにライガーだから何が起こるか分からない。で、試合内容的にもマスクをして戦ってるだけでいつものNOAHジュニアクオリティにプラスアルファな部分があったのも事実。いくら試合内容のクオリティ的に素晴らしくても鼓太郎vsマルビンではドームのカードとしては組めないのだから。
最後のフィニッシュが『ミストクラッシュ』というらしい(左はタイガースープレックス、右はドラゴンスープレックスのホールドで投げるスープレックスホールド)。自分的にはテキーラ・サンライズ(ただし、テキーラ・サンライズは相手の右手首を掴んでるけど)。

第5試合:金丸義信vsKENTA

KENTAが勝つと思ってなかったんでビックリ。KENTAも随分と打たれ強くなってスタミナもついてきてはいたけど。ただし、金丸もフィニッシュ(なだれ式とか連発とかの垂直落下ブレーンバスター)は温存していたので次は金丸が勝つと思う(次あるか分からないけど)。

第6試合:丸藤正道、鈴木みのるvs橋誠、秋山準

正直、橋じゃなぁというのが戦前の感想。試合内容としては頑張った方だと思うけど、もしかして!?という場面は残念ながら作れなかった。
しかし、丸藤の鈴木みのるを使った不知火には感心させられた。そういう想像力豊富というかプロレス頭というか、そこは本当に素晴らしい。
最後、鈴木みのるがマイクアピールでヒールっぽく語っていたのに拍手されて逆に『うるせー!』って叫んでたのも印象的。本人的にはヒールなのだからヒールに対する反応(ブーイングとか)を予想したのに拍手されて面食らった感じに見えた。
というか、NOAHファンってヒールだろうと試合内容がよければ他団体(フリー)の選手だろうと支持するし、試合内容がしょっぱければ、NOAHの選手だろうと平然とブーイングをかます人たちの集まりですよ?と、改めて思った。

第7試合:力皇猛vs棚橋弘至

第7試合じゃなければ、確実にブーイングを浴びたであろう試合。まぁ、ドームだし次にいいカードが控えてるんでみたいな空気でブーイングは起こらなかったけど。
力皇は、まぁ、いいとして、棚橋は確実に新日本プロレスの格(まぁ、今更、格がどうのっていうレベルじゃないけど)を下げた。いくらなんでも無双一発で終わるとか有り得んがな。

第8試合:小川良成vs天龍源一郎

流石にサンダーストームがかかるとそれだけで盛り上がる。試合内容的には可も無く不可も無くといったところ。強いて言えば、最後のラリアットを返してパワーボムまで出させて欲しかった(とは言えその前に結構な角度のノーザンライトボムを受けてたけど)。
最後に天龍が小川の肩を抱えて退場。今後はそういう流れになるってことですか。確かにパートナーが不確定だったから長期に参戦するんであればパートナーとしては小川ほど申し分の無いレスラーは居ないだろうと思う。

第9試合: 小橋建太vs佐々木健介

小橋のテーマ曲がGRANDSWORDに戻ってた。それだけでも嬉しい。
とにかく、この試合だけでもドーム出来るなっていうぐらい凄い試合だった。
凄かったのは逆水平チョップ合戦。今まで小橋の逆水平チョップに悶絶してきたレスラーを幾多も見てきたけど健介はそれを真っ向で受けて、更にチョップを返し続けたんだから凄い。で、それがホントに何発やりあったんだってくらいやってた。最初はノーマルにリングの真ん中で打ち合い(これ自体結構長かった)で、ふらついた健介をコーナーに押し込んで小橋のマシンガン逆水平。でもそれを耐え切って健介も身体を入れ替えて小橋にマシンガン逆水平。でもそれを耐えて今度は小橋が…って、感じでこれまた何度もやりあう。それも終わったと思ったら、またのリングの真ん中でチョップの打ち合い(これまた長かった)。で、このチョップも一発一発が半端無い。一発打つごとにパチーンッ!とドーム中に音が響き渡るとともに汗が飛び散るのが見えるんだから。
健介の攻撃も結構厳しかった。ラリアットをほとんどパーフェクトに近い形で決めたり(それを小橋は返すんもんだから、健介も驚愕してた)ノーザンライトボムを場外で出したり(カウント16で戻りそうになってロープから手が滑って転んでなんとかカウント19で戻る小橋、その時の『戻って来い!』ていう健介が格好良すぎ)
場外へのプランチャーも見せたし(かつてこれで足首骨折して長期欠場となった)タイガースープレックスホールドもやった(最後はホールドが外れて胴を掴んでブリッジだったのが惜しいといえば惜しい)。
ストラングルホールドもいい位置で出したけど、小橋もなんとかエスケープして堪える。
小橋もハーフネルソン、スリーパースープレックス、ムーンサルトプレスと技を繰り出す。最後はローリング袈裟切り5連発からのラリアットでフィニッシュ。
もうチョップ合戦の終盤からずーっと泣きっ放しで観てた。

第10試合:三沢光晴vs川田利明

このカードが実現したというところが全て。内容的にはかつての全日本四天王のころの試合。そこはそれなりのクオリティだし、フィニッシュも説得力十分のエルボーだったけれども、だけれどもその直前のエルボー連打は明らかに三沢としては川田の返しを期待していたのだけど(三沢的にはまだまだ試合を続ける気でいた)それに対し、川田はエルボーひたすら食らいに前に出てくるだけで返す気力が無い(気力は無くても実際体力的には行けたはず、その証拠に終わったあと息も切らずにマイクアピールしてた)状態。そういう自分に弱い部分の川田をドームで見せてしまったというのが、今までプロレスを見てきた人間にとっては残念なところだった。


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コメント 2

はっちまん。

仕事あったのでいけず。同僚が見に行ったのでいけないとかありえれいな。。。

セミは普通に泣けましたね…。 三沢川田戦に関しては、若干異論ありますけど(笑)  川田の性格を考えれば三沢に殴られたいってのは確実にあったと思うので^^ 本人も言っていたけど、あのコーナーからの顔面へのドロップキックが分け目だったと思います。 全日本(現在の)という甘い興行で弱い相手に受けをせざるを得なかった川田らしい試合だよなていう感想。確実にスタミナを奪われていましたよね、五年間の蓄積で。
by はっちまん。 (2005-07-19 22:57) 

あれく

>セミは普通に泣けましたね…。
その通りです、えぇ。

>川田の性格を考えれば三沢に殴られたいってのは確実にあったと思うので^^
もちろん、それはあったと思いますけど、それは最後に行くまでにも十分味わってますよ。

>確実にスタミナを奪われていましたよね、五年間の蓄積で。
に尽きますね。三沢はもっと試合続けたかったんですよ。決めるだけなら、あそこまで行けばランニングエルボーで決められますから。で、まぁ、ファンからの勝手な要望としてもまだ先の攻防が観たかったというのもありまして。昔はあそこからが勝負という試合をしていた2人ですから。
by あれく (2005-07-20 00:22) 

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