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De qui s'agit-il? [etc]

タイトルはフランス語です。っていうか、そもそもフランス語であるということを理解できていません。とりあえず、どういう人なんだべさという意味らしいです。
そんな訳で、本日8/3は金曜日、金曜日は20:00まで開館してるということで、会社帰りに東京国立近代美術館で開催中の『アンリ・カルティエ=ブレッソン知られざる全貌 "De qui s'agit-il?" Retrospective de Henri Cartier-Bresson』を鑑賞してまいりました。
http://www.momat.go.jp/Honkan/Henri_Cartier-Bresson/index.html

このblogを常時巡回していただいている方の中でどれほど関心のあるテーマか微妙ですが、一応私事ではありますが、高校の時分に美術部に席を置いておりまして、それなりにこういうものに興味があるのでございますよ。といいつつ美術館に行くのは何年ぶりなんだか自分でも分かっておりません。東京国立近代美術館も初めて行きました。(おい

ということで、簡単ではありますが感想をちょこっと記しておこうかと思います。

  • 会社帰りということで、19:25分くらい、閉館30分前の入館制限のギリギリで入る。その割りには人が多くて、人の流れ待ちになることもしばしばでした。
  • で、これがまた思った以上に作品が展覧されておりまして、じっくり観るには30分じゃ全然足りないってくらいの量でした。今、カタログ見たら、写真だけで350点以上で総数500点以上あったみたいです。そりゃ、多いわ。ということで、フィルム上映は完全スルーとなってしまいました。
  • 作品の感想を言うと基本的な写真の構図としては、風景の中にぽつんと人が入ってるってのと、街中の猥雑とした感じのものが主でして、その写真から感じるのはどちらかというと暗め、希望とかよりは絶望めいたもの創造よりは破滅というような後ろ向きなイメージを喚起させるものが多いです。
  • ただ、その構図自体は素晴らしいのひと言で片付けてはいけないのだけど、流石に物が違います。しかもどれもが生活の中のふとした一瞬を捉えたものなのですから恐れ入ります。仕込みありでもなかなかこれだけの写真は撮れませんよ。
  • あ、写真とほとんど関係無いですけど、やっとスターリンの名前を思い出した。いや、写真の中でレーニンとスターリンの肖像画が飾ってあるのがあって、ずーっと名前が出てこなかったのよ。
  • 構図で一番気にいったのは、アメリカでの写真で、ビルとビルの間の路地に座り込んでる男の目の前に猫が向き合って座ってる写真ですね。この瞬間を捉えることが出来るってのがどんな確率なんだろうかと。
  • 日本初公開のヴィンテージ・プリントですが、これがヴィンテージ・プリントとは思えないくらい鮮明な写真が多いのに驚きました。だって、古いものは70年前とかですよ。そういう意味ではカメラマンとしての技術的な部分(撮影、現像)での腕前も相当なものなのだなということを感じました。これを観ることが出来ただけでも観に行った甲斐がありました。
  • テーマや年代ごとの展示だったんですが、同じ写真が何点か被るのが玉にキズ。もちろん、ヴィンテージ・プリントと被るのは構わないんですけど、それ以外にもあったので。
  • デッサンもいくつかあったのですけど、それらはごくごく普通ですね。まぁ、関連作品として展示するに相応しいものではあると思いますが。
  • で、カタログですが、まだざっくりとしか見ていませんが、写真の掲載数は展示数と比べると少な!ってくらい少ないです。そういう意味では興味あるならちゃんと作品集を買えということなんでしょうか。そんな感じではありますが、記念ということで、今度大阪行った時に友坊主さんへのおみやげとしてお渡ししたいと思います(その分も購入済み)。そもそも今回の作品展は友坊主さんに教えてもらったのですし。改めて、ありがとうございます。

ハロプロ2007夏@総括 [Hello!project]

恒例の夏のハロプロコンサート、『Hello! Project 2007 Summer 10th アニバーサリー大感謝祭~ハロ☆プロ夏祭り~』の総括というか、大阪フェスティバルホールとさいたまスーパーアリーナのレポを端折った感想というか、そんな感じです、ハイ。
http://park2.wakwak.com/~al246c/d28.htm#hc070721x


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