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プロレスリングNOAH@武道館大会 [wrestling]

本日はプロレスリングNOAH@武道館大会を観てきた。
それにしても第1試合から泣かされるとは思わなかった。
対戦カードとかノーチェック(知ってたのはメインの力皇vs三沢のみ)で行ったのだけど、会場入りしたら何か聴いた事あるテーマソングなのだけど誰のテーマソングか思い出せないまま席へ。
ちょうど本田多聞がリングインするところ対戦相手がロープを広げて出迎えてる。スキンヘッドの黒ズボン。ふと、電光掲示板に目をやると『志賀賢太郎』の文字が目に入る。遂に帰ってきたのか!内容的には何とか試合になっていた感じ。まぁ、ブランクを考えるとしょうがない。ただし、体つきはひと回り大きくなっていた。試合後の本田多聞のマイクアピール『志賀賢太郎がNOAHのリングに帰ってきました!』に泣かされた。
一気に飛んで第7試合、KENTAvsSUWAのGHCジュニアヘビー級タイトルマッチ。ジョー樋口GHCタイトル管理委員会委員長の認定証の読み上げ後、認定証を破り捨てる、SUWA。何するんだ!って感じでSUWAを指差す、ジョーさん。全くひるむところが無い。素晴らしすぎる。試合開始後も事あるごとに挑発するSUWAに対して真っ向から受けてたつジョーさん。最後は上着を脱いで臨戦体勢。タイトルマッチを汚させないように身体を張り続けるジョーさんに涙が出た。試合自体は一回SUWAが反則負けを食らうも(ジュラルミンケースで殴打)GHCのタイトルマッチとしては認めないということで再試合。結局、KENTAが初防衛に成功。柴田勝頼をリングに呼び、2人でGHCヘビー級タッグを狙うと宣言。
第8試合の小橋建太、田上明vs秋山準、天龍源一郎は、田上に尽きる。所謂、田上火山が大噴火した試合だった。もちろん、4人が4人とも見せ場を作っていたけれども最後の雪崩式喉輪落としは、まさに秋山の後頭部がリングにめり込むという表現がふさわしい。全試合の中で一番盛り上がったと思う。
メインイベントのGHCヘビー級タイトルマッチ、力皇猛vs三沢光晴は、終盤流れ的には三沢かなとも思ったんだけど力皇が粘って逆に流れを引き戻して、無双→裏無双→無双と畳み掛けて力皇が防衛。力勝負と言うか真っ向勝負では敵なしと言ったところか。対戦相手が変化球で来た時にどう対応できるかが長期防衛する上でのポイントかなと。
なんか、トータルでみると東京ドームより内容的には濃かったかも。


プロレスリングNOAH@東京ドーム [wrestling]

2005/07/18、東京ドームで行われたプロレスリングNOAHの興行を観に行った。
仕事した帰りに行った関係で第1試合観れず。
たまには試合順に触れていってみようかと思う。

第2試合:森嶋猛、モハメド・ヨネvs潮﨑豪、本田多聞

潮崎が何処まで出来るかを観る試合。ヨネにキン肉バスターを出させたということで合格点を挙げてよいと思う。

第3試合:永源遥、泉田純、佐野巧真、田上明vs川畑輝鎮、井上雅央、越中詩郎、
斎藤彰俊

田上が越中を意識して最初から登場。川畑に対してヒップアタックをしかける。もちろん越中も黙っているわけにはいかないわけで、タッチしてヒップアタックを連発。
他のメンバもそこそこの見せ場を作りつつ、最後は川畑の泉田への後頭部へのアックスボンバーから井上が丸め込んでフィニッシュ。正しく前座な試合。まぁ、そこに田上、越中、佐野、斎藤あたりが居ていいのかというのはあるけど。

第4試合:ムシキング・テリーvsブラックマスク

どう見てもムシキング・テリーは鈴木鼓太郎でブラックマスクも体格等から判断してリッキー・マルビン。よって試合内容はいつものNOAHジュニアクオリティ。ただしなるべくいつものお約束技はなるべく出さないように戦ってた(けど、ムシキングがフィニッシュ前にファンネルだしちゃったけど)。ムシキングの人気にあやかってるだけ(実際、子供の声援が結構あった)だけどライガーも最初見たときは『ライガー?!山田何やってんの?!』ぐらいのもんだけど未だにライガーだから何が起こるか分からない。で、試合内容的にもマスクをして戦ってるだけでいつものNOAHジュニアクオリティにプラスアルファな部分があったのも事実。いくら試合内容のクオリティ的に素晴らしくても鼓太郎vsマルビンではドームのカードとしては組めないのだから。
最後のフィニッシュが『ミストクラッシュ』というらしい(左はタイガースープレックス、右はドラゴンスープレックスのホールドで投げるスープレックスホールド)。自分的にはテキーラ・サンライズ(ただし、テキーラ・サンライズは相手の右手首を掴んでるけど)。

第5試合:金丸義信vsKENTA

KENTAが勝つと思ってなかったんでビックリ。KENTAも随分と打たれ強くなってスタミナもついてきてはいたけど。ただし、金丸もフィニッシュ(なだれ式とか連発とかの垂直落下ブレーンバスター)は温存していたので次は金丸が勝つと思う(次あるか分からないけど)。

第6試合:丸藤正道、鈴木みのるvs橋誠、秋山準

正直、橋じゃなぁというのが戦前の感想。試合内容としては頑張った方だと思うけど、もしかして!?という場面は残念ながら作れなかった。
しかし、丸藤の鈴木みのるを使った不知火には感心させられた。そういう想像力豊富というかプロレス頭というか、そこは本当に素晴らしい。
最後、鈴木みのるがマイクアピールでヒールっぽく語っていたのに拍手されて逆に『うるせー!』って叫んでたのも印象的。本人的にはヒールなのだからヒールに対する反応(ブーイングとか)を予想したのに拍手されて面食らった感じに見えた。
というか、NOAHファンってヒールだろうと試合内容がよければ他団体(フリー)の選手だろうと支持するし、試合内容がしょっぱければ、NOAHの選手だろうと平然とブーイングをかます人たちの集まりですよ?と、改めて思った。

第7試合:力皇猛vs棚橋弘至

第7試合じゃなければ、確実にブーイングを浴びたであろう試合。まぁ、ドームだし次にいいカードが控えてるんでみたいな空気でブーイングは起こらなかったけど。
力皇は、まぁ、いいとして、棚橋は確実に新日本プロレスの格(まぁ、今更、格がどうのっていうレベルじゃないけど)を下げた。いくらなんでも無双一発で終わるとか有り得んがな。

第8試合:小川良成vs天龍源一郎

流石にサンダーストームがかかるとそれだけで盛り上がる。試合内容的には可も無く不可も無くといったところ。強いて言えば、最後のラリアットを返してパワーボムまで出させて欲しかった(とは言えその前に結構な角度のノーザンライトボムを受けてたけど)。
最後に天龍が小川の肩を抱えて退場。今後はそういう流れになるってことですか。確かにパートナーが不確定だったから長期に参戦するんであればパートナーとしては小川ほど申し分の無いレスラーは居ないだろうと思う。

第9試合: 小橋建太vs佐々木健介

小橋のテーマ曲がGRANDSWORDに戻ってた。それだけでも嬉しい。
とにかく、この試合だけでもドーム出来るなっていうぐらい凄い試合だった。
凄かったのは逆水平チョップ合戦。今まで小橋の逆水平チョップに悶絶してきたレスラーを幾多も見てきたけど健介はそれを真っ向で受けて、更にチョップを返し続けたんだから凄い。で、それがホントに何発やりあったんだってくらいやってた。最初はノーマルにリングの真ん中で打ち合い(これ自体結構長かった)で、ふらついた健介をコーナーに押し込んで小橋のマシンガン逆水平。でもそれを耐え切って健介も身体を入れ替えて小橋にマシンガン逆水平。でもそれを耐えて今度は小橋が…って、感じでこれまた何度もやりあう。それも終わったと思ったら、またのリングの真ん中でチョップの打ち合い(これまた長かった)。で、このチョップも一発一発が半端無い。一発打つごとにパチーンッ!とドーム中に音が響き渡るとともに汗が飛び散るのが見えるんだから。
健介の攻撃も結構厳しかった。ラリアットをほとんどパーフェクトに近い形で決めたり(それを小橋は返すんもんだから、健介も驚愕してた)ノーザンライトボムを場外で出したり(カウント16で戻りそうになってロープから手が滑って転んでなんとかカウント19で戻る小橋、その時の『戻って来い!』ていう健介が格好良すぎ)
場外へのプランチャーも見せたし(かつてこれで足首骨折して長期欠場となった)タイガースープレックスホールドもやった(最後はホールドが外れて胴を掴んでブリッジだったのが惜しいといえば惜しい)。
ストラングルホールドもいい位置で出したけど、小橋もなんとかエスケープして堪える。
小橋もハーフネルソン、スリーパースープレックス、ムーンサルトプレスと技を繰り出す。最後はローリング袈裟切り5連発からのラリアットでフィニッシュ。
もうチョップ合戦の終盤からずーっと泣きっ放しで観てた。

第10試合:三沢光晴vs川田利明

このカードが実現したというところが全て。内容的にはかつての全日本四天王のころの試合。そこはそれなりのクオリティだし、フィニッシュも説得力十分のエルボーだったけれども、だけれどもその直前のエルボー連打は明らかに三沢としては川田の返しを期待していたのだけど(三沢的にはまだまだ試合を続ける気でいた)それに対し、川田はエルボーひたすら食らいに前に出てくるだけで返す気力が無い(気力は無くても実際体力的には行けたはず、その証拠に終わったあと息も切らずにマイクアピールしてた)状態。そういう自分に弱い部分の川田をドームで見せてしまったというのが、今までプロレスを見てきた人間にとっては残念なところだった。


爆勝宣言の終焉 [wrestling]

プロレスラーの橋本真也が亡くなったそうだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20050711-00000024-spnavi-spo.html

橋本真也といえば、闘魂三銃士として、武藤敬司、蝶野正洋とともにメディア的には不遇のプロレス界を支え、そしてドーム興行を連発していた頃、新日本プロレスの一番いい時代の頃のIWGPチャンピオンだったレスラーである。

ケガによる長期休養中とは言え、40歳という年齢はプロレスラーとしては円熟期を迎える年であり、まだまだ活躍するものだと思っていた。

橋本真也というレスラーはその巨体から繰り出す技、特に蹴りと各種DDTはひとつひとつの技の説得力というのが他のレスラーと比較して段違いに高い。おそらく日本人では対抗できるのは小橋建太ぐらいだろう。
反面、ポカも多く、木戸クラッチであっさり丸め込まれたりとか、それもある意味憎めないキャラクターをかもし出す部分でもあった。

そして何より、テーマ曲の『爆勝宣言』ともにリングインするまでの姿がものすごく絵になるレスラーであった。もう二度とそのシーンが見れないというのが一番悲しいことである。

PRO-WRESTLING ZERO-ONE Official CDより
http://www.forlife.co.jp/zero-one/zero_main.html

『爆勝宣言』試聴
http://www.forlife.co.jp/listen/zero-one/wmt/JPFL00300550.wma


ドリー・ファンクJr. [wrestling]

いきなり唐突ではあるけれどもドリー・ファンクJr.について書いてみる。

自分がドリーの試合をテレビで見始めた当時は既に、いぶし銀というか、そういう位置付けの選手だった。とは言え、実力的にはまだまだ第一線で戦っていたし、技のひとつひとつも説得力があった。

で技と言えば、スピニング・トゥ・ホールド(入場テーマ曲の曲名にもなってる)なわけだけども、このスピニング・トゥ・ホールド、足四の字固めに入るときの相手の右足を持って自分の左足を軸に回転して足を絡める動作をエンドレスに続けるという技である。なので、一見するとどこが効いてるのか分からなかったりする。実際は、トゥ・ホールドとついているように足のつま先を固めてるわけで、相手の足をひねって極めてるのである(だからつま先を押さえないでただ回転しているだけでは痛くも何とも無い)。ひねる向きはヒール・ホールドと逆向き(その分、相手には優しい)。で、回転することにより、ひねりをより深くしていくことにより相手からギヴアップを奪うという技なのである。

もうひとつ技をあげるとすれば、エルボー・スマッシュだろう。独特のリズムで下からしゃくりあげるように相手のアゴに自分の肘をぶつけるという、今でこそエルボーといえば三沢光晴だけども当時はエルボーといえば、ドリーだった。

また、ドリーといえば、流血が派手で流血したときは顔面が血で染まるという表現まんまの状況になっていた。昔のプロレスは流血もひとつの見せ場だったわけだけども、それでもあそこまで血まみれになるレスラーはあんまり居なかったと思う。

印象深い試合ってのは何かなぁと思ったけども、何故か出てこない。どちらかというと、テリーにしろジャイアント馬場にしても、タッグでのパートナーという見方をしていたのが大いに影響しているんだとは思うけど。


デンジャラスKの背広姿 [wrestling]

プロレスリングNOAHの武道館大会を観に行った。

休憩時間前に川田利明が登場。三沢を前にして7/18の予定を空けておくと発言。当然のようにリングで待ってると返す、三沢。これで、両者の対決(たぶんシングル)が決定。
また、セミファイナル前に緊急決定ということで、時間無制限1本勝負で小橋建太vs佐々木健介が行われることも発表された。
もともと、行く予定ではあったけれど、東京ドーム大会らしいカードが出てきた感じ。

試合内容的には、ここ何年か観戦してる中で多分一番低調。悪かったところを言ってもしょうがないけど、特にメインの力皇猛vs斎藤彰俊は、試合後にブーイングが出ていたくらい低調だった。
一番ダメなのはフィニッシュを決めきれなかったのが大きい。例のベアハッグからのDDTを中途半端な時間に出しちゃったのがいけなかったと思う。あの技のインパクトを超える技というのは今の力皇では見当たらないし、無双も連発するのはいいんだけど、カウントを取りに行かずに連発すべきだった。
まぁ、これからそういうところもクリアしていければいいんだろうけど、今のままだとドームでの防衛は無理そう。

それにしてもジョーさん(ジョー樋口GHCタイトルマッチ実行委員長)は、すごい。
セミファイナルで天龍が小橋に場外戦で本部席の机を放り投げたんだけど、そのあと、ジョーさん自ら、机をもとに戻してた。


Jのテーマ [wrestling]

プロレスリングNOAHの武道館大会を観に行った。
GHCヘビー級選手権試合、チャンピオン小橋健太vs力皇猛の一戦、力皇猛が勝って、新チャンピオンになった。
事実だけを記すれば、それだけなんだけども、力皇が勝ったってのは世代交代の一歩なわけで、先日書いたことがそのまんま期待してたことが起こったという感じ。
http://blog.so-net.ne.jp/goodfeelingallright/2005-02-23
しかも、小橋が負けたんではなく、力皇が勝ったというのが大きい。(ここらへんのニュアンスというのが伝えるのが難しい。こればっかは試合を実際に見てもらうしかない)
比べるのはなんだけど川田と小島の三冠戦は、川田が最後、負けに行ったような試合だったので、尚更そこらへんの違いが際立った。
プロレスってのは相手がいるスポーツで、かつ互いに技を掛けたり受けたりするわけで、どちらかが主導権を握って試合を進めるわけです。もちろん、試合展開によって主導権は変わります。
で、それとは別に試合の流れを作るというか筋書きを書くというか、どういう試合にするかってところのかけ引きもあります。
なので、見た目負けてる方が、試合のストーリーを作ってるってことはままあります。(専門用語でいうと、ハンドルを握る)
要するに、小島は勝ったけど、そのときハンドルを握ってたのは川田で、力皇はハンドルも握ってたということ。
試合後は力皇も泣いてたけど、自分も泣いた。隣がカップルだったりしたので、流石に恥ずかしくって堪えたんだけども、涙が頬を伝うくらい泣いた。

タイトルの話もしないと。(^^;

天龍源一郎・鈴木みのるvs秋山準・森嶋猛の試合で森嶋が『Jのテーマ』で入場してきた。全盛期のジャンボ鶴田を知るものにとっては複雑な心境ではあるけど、そこは割り切って楽しむことにした。
で、試合中は『オーッ!』も入れてた。秋山も鶴田直伝のジャンピングニーパットを天龍にぶち込んで『オーッ!』。この一撃は心に染みる一撃だった。
秋山と鈴木みのるのカラミは、思ったほどは無かった。
あと、天龍側が北斗晶、秋山側が神取忍をセコンドにつけてた。場外戦で絡んで一旦会場外に出されてフィニッシュ前にまた帰って来て見たいな感じでちょっと試合を散漫とさせてた雰囲気の方が強い。(要するにジャマだった)


小島聡ねぇ [wrestling]

今更ですが、全日本プロレスの小島聡が、天山広吉との三冠ヘビー級王座とIWGPヘビー級王座のダブルタイトルマッチに勝利しました。

字面だけ追うとすごい快挙なんですけど、プロレスファン的にはあんまり盛り上がってないような感じがいたします。(自分だけかもしんないけど)

なんか、旧全日本プロレスの四天王と新日本プロレスの闘魂三銃士世代の後の世代が、いまいち感を醸し出してるんだよなぁ。

唯一期待できるのはノアだけか。

四天王とか闘魂三銃士らへんをモーニング娘。4期メンバーと思っていただければ分かりやすいかも。

ミキティは秋山準かな?

あややは小川直也でいいんじゃない?ハッスル!ハッスル!

それにしても、ちょー適当な更新だなぁ。


今年初めての武道館 [wrestling]

プロレスリングNOAHの武道館大会を観に行った。
百田vs永源で永源が勝ったのをはじめて見た。
第2試合の6人タッグマッチに出場した斎藤彰俊の弁当に食べてた客に対する『おい弁当タイムじゃねーぞ、コラーッ!』が気概を感じさせた。
森嶋が復帰。力皇よりデカくなってる!あの体型のままスタミナ落ちしないようであればすごいことになりそうだけど、多分無理。
金丸の体の柔らかさは相手の攻撃を吸収するものがある。というか、それが無かったら何回死んでるかって感じだけど。
久々に『サンダーストーム』を聴いた。天龍のチョップは小橋とはまた違った重みと凄みを感じる。技の一つ一つがえげつない。でもダイビングエルボーはほとんど落下するだけだったのが流石に年を感じさせる。
小橋と鈴木みのるのGHCヘビー級選手権は、ある意味予想通り、最後は鈴木みのるのスタミナ切れ。体格の違いがモロに出た。というか、小橋が尋常じゃないだけなんだけど。
次のGHC戦(多分、3月の武道館)に力皇が名乗りをあげる。力皇がそれまでに三沢に勝てば面白いけども果たしてどうなるか。


PRIDE17@東京ドーム [wrestling]

PRIDE17見に東京ドームに行ってきました。

■オープニング
各選手が国旗を持ってリングイン。なんかテロに対するなんかなんだと思うんですが、さっぱりわかりません。何せ後ろが東京ドームの壁って感じの席だったもので…。で、全員花道に並んで紹介されました。
■第1試合 ヘンゾ・グレイシー ○[判定]× 小原道由 
第1試合から判定。しかも小原がヘンゾが殴ってくるとダッキングして、ブレイクの繰り返し。ブーイングの嵐です。こういう何でもあり系のルールで「負けない」試合をするとひたすらつまらないという見本のような試合でした。その割にはヘンゾが非常にうれしがってたので、そんなにうれしいか?というツッコミを入れたくなりました。
■第2試合 クイントン”ランペイジ”ジャクソン ○[KO(右ストレート)]× 石川雄規
ジャクソンさんなんか相手を持ち上げるのが好きみたいで、石川さん(こういう書き方すると梨華ちゃんみたい)ものっけからボディスラムを食らってました。最後はニーリフト左、右でノックアウトです。
■第3試合 ダン・ヘンダーソン ○[判定]× ムリーロ・ニンジャ
どちらとも決め手に欠いてました。どちらかというとヘンダーソンの方が押していた感はありますが。あまり印象に残ってないです。
■第4試合 佐竹雅昭 ×[KO(左フック)]○ セーム・シュルト
個人的には空手家同士がこういうルールでどういう試合をするのか興味があったんですが、あっさり佐竹が戦意喪失気味のKO。その前の左ローキックも効いていたっぽいです。正直、佐竹は引退した方が良いと思います。
■第5試合 イゴール・ボブチャンチン ×[ギブアップ(肩固め)]○ マリオ・スペーヒー
何故か、立川談志師匠がリングアナウンサーを務めてました。試合の方はスペーヒーがボブチャンチンを捕らえてあっさり肩固めで勝利。何もできないボブチャンチンっていうのは初めて見た気がします。流石にブラジリアン柔術4連覇は伊達じゃないぞという感じです。
■イベント系
休憩明けで、PRIDEのテーマソングを歌ってるバンドが出てきて演奏してたんですが、まず紹介したときの名前が聞き取れない、音リハしたのか?というくらいヴォーカルが聞き取れない観客に対する煽りも無いという無い無い尽くしでブーイング食らってました。というよりしてました。
■やっぱしこの人
モーニング娘。の中では石川梨華さん(16)が好きなアントニオ猪木の入場です。もちろん、当日一番の声援を受けます。で、お約束の「元気ですか~!」。今回はパラオのイノキアイランドの情景を元にした詩まで披露。 …理由はすぐわかりましたが。
■特別ゲスト その1
いきなり、パラオ大統領が呼ばれます。パラオ大統領カタコトながらも「ゲンキデスカ!」。「パラオニキテクダサイ。」と宣伝して帰っていきました。
■特別ゲスト その2
それまで普通に観戦していた清原(巨人)が呼ばれます。握手した途端にビンタくらいます。清原マイクを渡されますが「めっちゃイタイ…」と一言いってリングアウト。何で呼ばれたんだか…。
■特別ゲスト その3
石井館長とサム・グレコが花道から登場。12/31のK-1vs猪木軍団の前宣です。サム・グレコが決意表明するんですが、通訳のお姉さん「K-1(ケイワン)」と「台湾(タイワン)」を聞き違えておりました。確かにそう聞こえなくも無い発音でしたけど。
■最後はやっぱり
いくぞ~!1,2,3,ダァ~!

…もちろん私もやりました。
■第6試合 トム・エリクソン ○[ギブアップ(強いて言えばコブラクロー)]× マット・スケルトン
PRIDE vs K-1 ということで行われた1試合目ですが、エリクソンがスケルトンを寝かせるのに時間がかからず、簡単に勝負がつきました。
■第7試合 高田延彦 [引き分け] ミルコ・クロコップ
高田が、入場する際、花道への進み方がわからずスタッフに誘導されるまで、立ち往生してました。それを見て、やな予感はしたんですが…。
試合の内容はというと、高田が自ら猪木アリ状態(高田=猪木、アリ=ミルコ)を作り出すんですが、ミルコはのってきません。スタンディングもミルコは、カウンター狙いのため、あまり手も足も出しません。その割には高田のタックルはしっかり切ります。
高田も高田で、のってこないのをわかっていて猪木アリ状態になるので、試合になりません。スタンディング→間合いが詰まる→高田尻餅→ミルコ突っ込まない→ブレイク(以下繰り返し)
当然、ブーイングの嵐。PRIDE的ルールで行う以上、こういう試合もあり得ると。
実は試合中に高田が骨折していたことが後に判明。
■第8試合 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ ○[判定]× ヒース・ヒーリング
初代PRIDEヘビー級王者決定戦です。技術的にはグランドも打撃もノゲイラが圧倒していたんですが、驚異の身体能力で防御するヒーリングという感じでした。ノゲイラもアームバーとか三角締めとか決めれる場面は幾つかあったんですが、ヒーリングの粘りがすごかったです。
■第9試合 桜庭和志 ×[ドクターストップ(左肩脱臼)]○ ヴァンダレイ・シウバ
初代PRIDEミドル級王者決定戦です。今回の桜庭はムタマスク&お面で入場しました。さらには毒霧まで!
試合の方は桜庭が押してたんですが、前回のリベンジ的意味合いなのか打撃にこだわっていた感じがします。途中、桜庭ポジション(相手にバックを取らせつつ、相手の手首を抑える)になったんですが、シウバも警戒していたかうまく逃れました。
1R最後の方で桜庭がフロントネックロックにシウバを捕らえるんですが、逆に持ち上げられて肩から落とされました。結果としてこれで脱臼したらしいです。
1R終了して、桜庭が左肩を気にしていて大丈夫かな?とは思ったんですが。終わった直後は、マジでか!?という心境でした。
■初めて見に行ったんですけど
今日のベストバウトは、第8試合のノゲイラvsヒーリングですね。今回は判定が多かったような気がします。なので、興行時間が17:00開始で桜庭戦が終わったのが22:00過ぎになりました。正直、疲れました。




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